広島県のマツダ本社工場で平成22年6月、工場内に侵入した車が社員らをはね、1人が死亡、11人が重軽傷を負った事件で、殺人などの罪に問われた同社の元期間従業員、引寺(ひきじ)利明被告(44)の公判前整理手続きが18日、広島地裁(伊名波宏仁裁判長)で開かれ、弁護側は犯行当時、引寺被告が心神喪失状態だったとして全面無罪を主張する方針を示した。
引寺被告に対しては起訴前と後に2回の精神鑑定が行われており、公判では責任能力の有無が主な争点となるとみられる。裁判員裁判の初公判は今月26日。

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