ピンクの髪に背中にはタトゥー―。米国で発売され、子どもに悪影響があると物議を醸した「限定版」のバービー人形が、11月から日本でも発売されることが27日、分かった。限定200体で、価格は7875円(税込み)。発売元の米玩具メーカー・マテルの日本法人マテル・インターナショナル(東京都台東区)によると、「タトゥーバービー」はファッションに興味のある大人向けで、量販店では販売しないという。

1959年の発売開始以来、女の子に永遠の人気を誇るバービー人形に、異色モデルが登場した。

マテル社によると、正式名称は「トキドキ バービー」。米ロサンゼルスのファッションブランド「Tokidoki(トキドキ)」との共同制作で、同ブランドのイタリア人デザイナーが日本の裏原宿文化や「かわいい」という言葉に刺激され、商品化が決まった。

これまでにも、バイクメーカーの「ハーレー・ダビッドソン」、高級ブランド「クリスチャン・ディオール」、「ヴィヴィアンウエストウッド」などとのコラボ商品が発売されてきたバービー人形だが、今回のモデルはいままでにない「過激さ」が特徴だ。

最も印象的なのは背中に大胆に入った花、チョウ、龍などのタトゥー。ファッションも、骨とハートが大きくあしらわれた黒いトップスに、ピンクのミニスカート、ヒョウ柄レギンスを着用。トキドキのバッグとベルトやブレスレット、それにシルバーのハイヒールを身につけている。髪はピンク。ペットには、サボテン犬を従える。

米国など世界限定7400体が発売され、日本では11月から限定200体が販売される。価格は7875円とちょっとお高めだが、すでにファッションに興味のある女性客らから「珍しい」「欲しい」との問い合わせがあり、即日完売の可能性もある。量販店では販売されず、専門店などでの販売となる。

米紙ロサンゼルス・タイムズによると、米国では10月6日から発売を開始したが、即日完売となる人気ぶり。09年にも40種類のタトゥーのシールを貼るバービーが発売されているが、体に直接デザインされたものは今回が初めてだ。今回のバービーは、大人のコレクター向けに作られたものだが、米国では「タトゥー入りのバービーは子どもに悪影響を与える」との声も上がっているという。

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