2012年のF1カレンダーがさらに改訂される可能性が浮上した。複数のチームがヨーロッパやアメリカ以外の各国で開催するフライアウェイ戦の数に不安を示しているのだ。とりわけ、2週続けてレースが行われる連戦では慌ただしい移動を強いられるため懸念が高まっている。

『Autosport(オートスポーツ)』の報道によると、フォーミュラ・ワン・チームズ・アソシエーション(FOTA)はバーニー・エクレストンとFIA会長のジャン・トッドに宛てて書簡を送り、レーススケジュールがコンコルド協定に順守しない形で作成されたと異議を唱えているという。

来年は全20戦が組まれ、シーズンの序盤と終盤に分けられてはいるものの、そのうち11レースがフライアウェイ戦にあたる。来年9月末からはシンガポール、日本、韓国、インド、アブダビ、アメリカ、ブラジルを渡り歩かなければならない。11月にいたっては4週の間にアジア、北アメリカ、南アメリカの3大陸を移動するのだ。

FOTA副会長でルノー代表のエリック・ブーリエはオートスポーツに「カレンダーの妥当性確認にはプロセスがある。増加するフライアウェイ戦については特にそうだ。コストの問題があるのでわれわれはこれに関わっていく。現時点ではさまざまな提案がなされているが、日程の移動はそう簡単ではない」と語っている。

一方で、いつも通りずばりと見解を主張するのがエクレストンだ。懸念を無視するエクレストンは「行きたくなければ行かなきゃいい」と一蹴。さらに、チームが適切な手続きが取られてないと考えているのなら「警察に行けばいいさ・・・レースができることが幸運なのに。さもなければ彼らは皆、廃業だ」と付け加えた。

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