マーク・ウェバーは今年のレースでスタートの出足が悪くなっている原因にピレリタイヤの特性が関係していると考えている。

今シーズンはほとんどのレースでスタートに失敗しているウェバー。先週末のシンガポールでも2番グリッドから発進しながら1コーナー手前で4番手に後退してしまった。逆に、フェルナンド・アロンソのようにスタートをマスターしたと見受けられるドライバーもいるが、一貫性を保つことは難しい。

「今年はスタートでの変動が今までになく大きくなっている。純粋に新しいピレリタイヤの影響で、ラインを離れる時のパフォーマンスに関係しているんだ」とウェバーは自身の『BBC Sport(BBCスポーツ)』のコラムにつづった。「スタートの瞬間のグリップを管理するのが難しくなった。でも――モンツァのフェルナンド・アロンソのように――うまく決まれば大きな違いを生む。それでも確かに、今年の僕のスタートはどれもひどいけどね」

クラッチをつなぐ際のドライバーの役割は今でも大きいと彼は説明する。

「ホイールスピンを抑えるラウンチコントロールや電子エイドが禁止されているから、エンジニアにとってスタートはなかなかチャレンジングだ」と彼は付け加えた。「またドライバーもいろいろやることが多い。全ては明かせないけど、動き出す前に追うべき手順が決まっているんだ。ライトが消えるとステアリングホイールにあるクラッチパドルの1つをリリースして、次に2つ目をゆっくりとつないでいく――ドライバーはそうやってリアホイールのグリップを調整するんだ」

広告