シンガポールGP決勝でマクラーレンのルイス・ハミルトンと接触してレースを台なしにされたフェラーリのフェリペ・マッサは怒りが収まらない様子だ。

12周目でハミルトンがマッサをパスしようとした際、ハミルトンのフロントウイングがマッサの右リアタイヤに接触。この衝撃でマッサはパンクチャーを抱え、ハミルトンのウイングも損傷を負い、最初のピットストップを終えたばかりだった2人はそのわずか後にピットに戻らざるを得なかった。

ハミルトンはこの一件でドライブスルーペナルティを科され、マッサはレースを取り戻すのに苦戦した末に9位でフィニッシュしている。2人はこの前日に予選のアウトラップでもあわや接触という場面が見られており、マッサは怒りが隠せない様子で『BBC』にこう語った。

「僕の考え? 繰り返しになるけど、昨日も言ったように彼は頭が使えないのさ。予選でもそうなんだから、レースのことは想像がつくでしょ。彼にできるのは大きなアクシデントを起こすことで、そのツケを払っているのさ。トラブルの報いを受けているのに分かっていないのが問題だよ。僕は中間地点にいたから、タイヤをパンクすることで多くを失ってしまった」

「今年僕とこういうことを何回もやってきているヤツとまた問題が起こった。FIAが監視し、彼がクルマで問題を起こすたびにペナルティを科すことが重要だ。だって、彼は考えられないんだから」

散々なレースを終えたマッサはインタビューエリアにいたハミルトンの肩を引っ張って皮肉めいた祝福を送り、荒々しくその場を後にしている。マッサによればその以前にハミルトンと冷静に話し合おうとしたものの、無視されたとのことだ。

「レース後、僕は彼に説明を求めたんだけど、彼は応えることもせずに立ち去ったよ。だからインタビューエリアで僕の考えていることを伝えたんだ」とのマッサのコメントがフェラーリのプレスリリースに掲載されている。

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