シンガポールGP終了後、レース中のアクシデントに起因したとしてミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)に戒告処分が下された。

シューマッハは28周目にセルジオ・ペレス(ザウバー)をオーバーテイクしようと試みたが、マシンを右に振った際にペレスのマシンの後部に接触してフロントウイングを破損、さらにマシンのフロント部を浮かせて直進し、バリアに激突した。この接触でたくさんのパーツが路面に散らばり、セーフティカーが導入されている。

「シンガポールの夜はとても不運な結末になってしまった。僕も少しガッカリしてるよ」と語るシューマッハ。「あれは僕とセルジオ・ペレスとの間に誤解があったために起きたといえる。彼はインサイドに入ろうとして緩めたが、僕は彼があんなに早くそうするとは思っていなかった。それでぶつかってしまったんだ」と述べ、こう続けている。

「レーシングインシデントの1つで、本人たちよりも外部から見た方が大事に見えるのだろう。僕はまったく問題ないし、衝撃もそれほど大きくなかった。クルマとタイヤは好調で、ペースが非常に良かっただけに残念だ。この先のレースに目を向けて、そこではもっといい結末を願うよ」

レースを審議するスチュワード団はレース後にこの接触を分析した結果、シューマッハに戒告処分を下したが、順位に変動はない。ペレスは結果的に10位入賞を果たしたが、接触によってタイヤパンクチャーに見舞われたため、早めにピットストップを行わなければならなくなった。

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