今年の世界文化賞音楽部門を受賞した世界的指揮者の小澤征爾さん(75)が21日、長野県松本市で行われている「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」でバルトーク作曲のオペラ「青ひげ公の城」を指揮、体調を回復しオペラでも復帰を果たした。

小澤さんがオペラ全曲を指揮するのは、2009年10月のウィーン国立歌劇場でのチャイコフスキー「スペードの女王」以来。公演の冒頭には、東日本大震災の犠牲者のためにバッハの「G線上のアリア」を指揮し、観客と黙祷(もくとう)した。

小澤さんは「(青ひげ-は)暗い話だが、音楽を聴いてみると幻想的で、男と女の幻の世界はこうなのかと感じる。現代に通じる作品」と語っていた。

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