チェルシーMFジョン・オビ・ミケルの父親マイケルさんが、12日に誘拐されていたことが分かった。マイケルさんは仕事から帰る途中で消息不明となり、携帯電話などもつながらないという。ミケルは15日、テレビを通じて犯人に対し、マイケルさんを解放するように訴えた。

ミケルのマネジメント事務所「スポーツ・エンターテイメント・アンド・メディア・グループ」が明らかにしたところによると、マイケルさん誘拐について、犯人から身代金の要求などはまだないという。14日のストーク・シティ戦に出場したミケルは、試合前に代理人から事件のことを知らされたものの、自ら出場を決意したそうだ。

イギリス『スカイ・スポーツ・ニュース』が、ミケルのコメントを伝えている。

「僕に言えるのは、僕はナイジェリアから来て、国のために戦い、できる限りのことをして、いつもあらゆる方法で国を助けようとしてきたということだ。今度はこの状況で、国が僕を助けるときだと思う」

「父と一緒にいる人、どこに父がいるかを知っている人は、僕にコンタクトを取って、父のことを知らせてほしい。僕らはまだ何もつかんでいない。電話も何もないんだ。父の電話もつながらない。誰が連れ去ったのか、本当に分からないんだ」

もちろん、ミケル本人を含めた家族はショックに包まれている。

「(ナイジェリアに戻り)母や兄弟と話したい。でも今は、ここに残って待たなければいけないんだ。僕が言いたいのは、ただ父を放してやってくれということだけだよ。僕が知る限り、彼は誰のことも傷つけてなんかいない」

「家族、特に母はとても悲しんでおり、打ちひしがれている。24時間のうちに何か分かることを願うばかりだ」

ストーク戦前に事件を知ったことについて、ミケルは次のように話している。

「チームメートたちは知らなかったと思う。(ディディエ・)ドログバには今日話した。試合前は親友の(サロモン・)カルーに話したよ。僕は、みんなが『気の毒に』って言いに来ることを望んでいなかったんだ。僕はただ、しっかりと試合を戦いたかった」

広告