みずほ銀行で東日本大震災後に発生したシステム障害を受けて、同行が行った特例的な預金払い戻し措置に乗じて現金をだまし取ったとして、京都府警五条署は8日、京都市左京区の自称コンピューターソフト開発販売業、和栗恵一容疑者(47)=窃盗罪で公判中=を詐欺の疑いで逮捕し、発表した。「だますつもりはなかった」と容疑を否認しているという。

同署によると、和栗容疑者は3月21日、現金自動出入機(ATM)が使えなくなった同行四条支店(京都市下京区)で「口座に十分な預金がある」とうそを言って特例措置を使い、計25万円をだまし取った疑いがある。

同行では震災後、義援金の振り込みの集中でシステム障害が起こり、3月18~22日、キャッシュカードと身分証明書を持って申告すれば現金の払い戻しに応じる措置を取った。

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