わずか2年で活動休止したボーカリスト・吉川晃司とギタリスト・布袋寅泰によるロックユニット・COMPLEXが、30日、31日と2日間にわたって東日本大震災復興支援チャリティーライブ『日本一心』を東京ドームで行った。実に21年半ぶりとなったライブには、2日間でファン約10万人が集結。活動休止前最後のライブになった1990年11月8日のドーム公演と同じセットリストで構成されたライブに、この日を待ち望んでいたファンのボルテージは上昇し、会場は熱気に包まれた。
2人は「被災地への支援はもちろんのこと、被災地以外の方々が、もっと元気になって支えていくことが必要だ。その活力を与える力に今こそなれると信じた」と一度限りの再始動を決断。当初は30日のみ開催する予定だったが、急遽追加公演が決定し、収益の全てを復興、復旧のために寄付する。

ライブでは、吉川と布袋が両サイドから歩み寄り、ステージの中央で硬い握手をかわすと、ドーム内は感動と熱狂の渦に。2人は、代表曲「BE MY BABY」や「恋をとめないで」など全21曲を披露した。MCでは吉川が「こんばんは、COMPLEXです。今日は東日本大震災被災地復興支援に賛同し、集まっていただき、どうもありがとうございます。日本一心と掲げた旗のもと、今俺たちは同じ志を持つ同士になりました。同士諸君、ともに今夜は大いに歌って踊ろうぜ!よろしく頼むぜ」と呼びかけ、最後は「AFTER THE RAIN」で幕を下ろした。

COMPLEXは1988年12月10日、BOOWYを解散した布袋と吉川により結成。「BE MY BABY」や「恋をとめないで」などヒット曲を放ち、斬新なミュージックビデオやパフォーマンスで一世を風靡、当時の音楽シーンに大きなインパクトを与えた。2年弱の活動期間でシングル2枚とアルバム2枚、2度の全国ツアーを敢行し、1990年11月8日の東京ドーム公演を最後に活動を休止した。

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