人気ロックユニット、B’zがライブシアター「Club Nokia」で8年ぶり3度目の北米ツアーの最終日を迎えた。この日だけで2500人を動員するなど3カ所を回った公演は大成功。8月31日に米国の世界的バンド、リンキン・パークの東日本大震災復興救済ライブに出演するため、同地を再訪することも決定した。

ステージ後方に日の丸と星条旗が描かれ、その中央に「B’z」のロゴが躍る。稲葉浩志(46)のシャウトが、松本孝弘(50)のギターが、日米のファンを融合させた。

「バンクーバー、サンフランシスコでライブをやってきましたが、その前にはリハーサルで10日間、ロスにいました。ここはHOMEのように感じています。15、6年前からレコーディングのためにロスに来るようになり、たくさんの友達ができて、すごく助けられてきました」

英語であいさつした稲葉の言葉通り、第2の故郷ともいえるロサンゼルス。今年2月、松本が米ギタリスト、ラリー・カールトン(63)との共作アルバムでグラミー賞の最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバムを受賞、同地での授賞式に参加した記憶も新しい。

今度は、その地で、世界的バンド、リンキン・パークとの“対バン”が待つ。公演は東日本大震災の復興支援を目的に開催され、2組が交代で演奏するという。

同バンドとは2年前の日本の野外フェス「サマーソニック」での共演を機に交流を深め、震災後にリンキンがネット上で呼びかけたチャリティー企画にも参加。今回のライブのオファーを受け、松本と稲葉は「とても光栄であり、一緒にライブを成功させ、次につなげていきたい」と出演を快諾した。

豪華競演を1カ月後に控え、“名刺代わり”とばかり、計18曲で2500人を魅了。オープニングの「さまよえる蒼い弾丸」など6曲は、自身の楽曲を英語詞に変えて初披露した。

また、稲葉はトークの大部分を英語で繰り広げ、「グラミー ウイニング ギタリスト」と松本を紹介する茶目っ気も。公の場で初めて「彼が授賞式にいるとき、1人で寂しかったけど、彼が受賞してハッピーだった」と祝福した。

終演後、2人は「北米に限らず、どこにでもライブに行きます」と宣言。次は、世界進出、そして「B’z」としてのグラミー賞受賞へ夢は広がるばかりだ。

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