大ヒット漫画を佐藤健主演で実写映画化する「るろうに剣心 明治剣客浪漫譚」で、女優の武井咲がヒロインの神谷薫役を務めることがわかった。現在17歳の武井は、国民的美少女コンテスト出身で、注目の若手女優としてCMやドラマに引っ張りだこ。武井演じる薫は、神谷活心流の師範代として流儀を継承していくという役どころだ。

メガホンをとる大友啓史監督は、武井起用の理由を「色々と背負うべきものが多いけど、それを糧(かて)にして成長していくという薫のキャラクターの背景が、今現在の武井さんの姿と重なった」と説明。さらに、「剣心役の佐藤健くんと並んだときのバランスも、とてもいい。佐藤くんが演じる剣心に、武井さんが持つ凛(りん)とした雰囲気がよく似合う。17歳という設定も合わせて、薫役は彼女以外考えられなかった」と語る。

武井は本作の出演にあたり「多くの方からすごく愛されている原作コミックの実写化ということで、すごくうれしく、楽しみな気持ちと同時に今から大変緊張しています。撮影に向けて、殺陣の稽古や所作などいろいろ覚えることも多く、そういったひとつひとつの動作に気が引き締まる思いです」とコメントを寄せている。

「るろうに剣心」は、1994~99年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された剣客漫画。伝説の人斬りと名高い剣心が明治維新以後、殺さずの誓いをたて、町から町へ流浪の旅をする物語だ。単行本(全28巻)の累計発行部数は5000万部を超え、96年にはテレビアニメ化。また23カ国で翻訳され、世界中のファンに支持されている。佐藤も出演したNHK大河ドラマ「龍馬伝」を演出した大友監督が、初の映画作品としてメガホンをとる。

大友監督は「武井さんは、これから間違いなく大きくなっていく女優さん。無邪気な顔も持ちながら、 仕事に対して根性が据わっている」と絶賛。そして、「剣術だけでなく所作や心構えなど、学ぶことも多い役どころ。しかも、大人気のコミックが原作なので、多くのファンがいる。プレッシャーや大きな期待がかかる中で、彼女ならきっと魅力的な薫像をつくり上げられると思う」と活躍に期待を寄せている。

武井は「この映画に携わるスタッフ・共演者の皆さんとのチームワークで、皆さんに喜んでいただけるような作品にできるよう、私も精一杯力を尽くしこの撮影に挑みたいと思っています。公開楽しみに待っていて下さい」と意気込みを見せている。

映画「るろうに剣心 明治剣客浪漫譚」は2012年夏公開。

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