クラッシュテストのキャンセル、メディアインタビューの中止などが続き、USF1が開幕戦バーレーンのグリッドに姿を現さない可能性は日に日に増している。

シャシー完成の兆しは見えず、テスト決定の知らせも入ってこない。先月の時点では2月後半にアメリカでマシンを走らせたいとチームは述べていた。『New York Times(ニューヨークタイムズ)』によると、彼らは大規模スポンサーとの取引に失敗した結果、財政難に苦しんでるという。

匿名の内部関係者はこう証言する。「結論ははっきりしている。スポンサー資金が思ったように入ってこなくなり、会社は機能停止状態に陥った。スタッフへの給与支払いにも苦慮しており、サプライヤーへの支払いも遅れている。そういう状況だよ」

公式的にチームは沈黙を貫いており、ピーター・ウィンザーはコメントを拒否。彼らの主要スポンサーは『YouTube(ユーチューブ)』創設者のチャド・ハーリーだが、彼はその資本金を同じく窮地に陥っているカンポス・チームに回すつもりであるといううわさまで立ち始めた。少なくともカンポスにはダラーラ製シャシーがスタンバイしている。

また、唯一決定しているUSF1のドライバー、ホセ・マリア・ロペスが別の選択肢を模索し始めたとのうわさもある。ロペスに近い関係者は、アルゼンチンのプレスに対し、こう認めた。「その方がいいのかもしれない。"ペチート(ロペスの愛称)"もUSF1よりましなクルマに乗れるかもしれないからね」

F1に別のシートを探し始めたと伝えられるロペス
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