今週行われるヘレステストもまた、ウエットコンディションに見舞われる可能性が高そうだ。

先週行われたヘレステストでは、4日間のうち2日間がウエットコンディションとなった。天気予報では今週17日(水)から行われるテストのほうが悪条件になりそうではあるものの、この短い期間の間では代替サーキットを押さえることができなかったという。

バレンシアやアルガルベ(ポルトガル)に移動する可能性について問われたザウバーのチームマネジャー、ビート・ツェンダーは「いずれのサーキットも忙しいようだし、天候も不安定だ」とコメントした。

新車での走行経験が少ないこの時期は、当然ながらどのドライバーもドライコンディションでしっかり走りたいと考えているものだ。しかし、プレシーズンテストとして許可されているのは15日間だが、そのうち7日間をすでに消化しているため残されているのは8日のみ。今週のヘレスで4日間、来週のバルセロナで4日間の日程が決まっている。

この冬にゼロから新マシンを製作したヴァージンとロータスにとって、悪天候は特に悪いニュースとなった。いずれのチームもドライ状態での走行経験をほんのわずかしか得られないが、さまざまなトラブルを抱える可能性が非常に高いからだ。先週のテストでヴァージンはフロントウイングの脱落を経験したが、スペアパーツの不備によってテストスケジュールを進行できない事態となった。一方、カンポスとUSF1はまだ新車を完成させておらず、残り2回のプレシーズンテスト参加を果たせるかどうかもわからない状況だ。

ウエットレースはさまざまなドラマを生むが、チームとしてはテストはドライ状態で行いたいところ
広告