自身のテスト初日をグラベルの中で終えたヘイキ・コバライネンだが、彼は新生ロータスにはポテンシャルがあると考えている。

アクシデントで壊れたフロントウイングのスペアパーツがなかったために、チームは走行を中止せざるを得ず、コバライネンが走ったのは、初日17日(水)にテストドライバーのファイルーズ・ファウジーが走ったよりも大幅に少ない30周だけだった。しかし彼は動揺することなく、全体的にダウンフォース不足だとは認めながらも、T127には大きな可能性を感じると語った。

「ポテンシャルは秘められていると思う。今朝の最初の印象からとても良かった」とコバライネン。「低速コーナーでのクルマの挙動はなかなかいい。でも、グリップが足りないな――十分なグリップ力がないんだ――だから、ハイスピード(コーナー)になるとタイムロスしてしまう。セットアップの問題も関係していると思うけどね。でも基本的な部分はOKさ。楽しくドライブできたよ」

2008年からマクラーレンでレースをしてきたコバライネンは、レースで勝てるマシンを知っており、現在のグリッド上でもっとも優れているとされるメルセデス・エンジンにも慣れている。

ロータスに搭載されたコスワースV8とメルセデスの比較を求められたコバライネンはこう述べた。「純粋なパワーに関してはそれほど差はないと思う。少しだけ劣る気はするけど、全体的な感触はなかなかポジティブだよ。ドライバビリティはメルセデスと比べてもコンペティティブだった。パワーの領域がやや異なるけど、マシンの中では僕らの強みになる部分だと感じている」

一晩かけて新しいフロントウイングが届き、コバライネンは19日(金)もテストを続けた。

ロータスT127でのテスト初日はトラブルに見舞われたコバライネン
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