レッドブルの新車で初テストを終えたセバスチャン・ベッテルは、今シーズンの各チームの力が非常に拮抗しているとの見方を示した。

昨年のチャンピオンシップはブラウンとレッドブルが独走し、フェラーリとマクラーレンは後れを取りがちだった。しかし、今年最初の走行を終えて、力関係は不透明であり、2010年の各マシンは現在イーブンな関係にあるとベッテルは考えている。

「全員が今いるところから伸びてくるだろうし、まだ何とも言えない」とベッテル。「現時点での差はかなり小さいと思う。その分、期待もできるし、面白くなりそうだよ。自分がいいか悪いかはライバル次第だからね。まだ直接比較できる状況じゃない。みんなが同じコンディションで同時にコースインし、全員が同じ燃料を積んでいるわけじゃないからね。だから、答えは分からない。でも、感触は良かったよ。トラブルはないし、バランス的にも(RB6は)去年とよく似ている。いい兆候だ」

だがベッテルは、燃料タンクが大きくなり、それぞれの燃料搭載量の差が広がったことによって、序列が明らかになるのはバーレーンの予選が始まってからだという。

「ラップタイムを見れば、誰がフルタンクで誰がそうじゃないか、分かると思うかもしれないけど、中にはわざと加減してる人たちもいる。だから、意外と悩むんだよ」と彼は認めた。「3秒遅くても、実は速いってこともあり得る。だから、今年は相当なチャレンジなんだ。グランプリが始まって、金曜日に3秒遅かったとしても、もしかしたら実力的には一番速いかもしれない。それは土曜日の予選になってみなければはっきりしないんだ」

ベッテルは、13日(土)もヘレスでテストを続けている。

12日(金)に新車RB6を初めてドライブしたベッテル
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