ヘレステスト2日目が行われた11日(木)に訪れた快晴は、2日ともたなかった。

ヘレステスト初日となった10日は降雨によってほとんどウエットコンディションの状態となったが、2日目には太陽が顔をのぞかせてドライ状態を楽しむことができた。

一方、テスト前に「金曜日の天気予報は期待できるものではないが、それにも対応することになる」と語っていたのは、ザウバーのエンジニアリング部門を率いるジャンパオロ・ダラーラだ。

この推測はセバスチャン・ベッテルにとってはツイていないものだった。レッドブルは初日と2日目にマーク・ウェバーを起用したため、ベッテルは12日に新車RB6を初ドライブすることになるからだ。2日目にはコースサイドでウェバーやライバルたちの走りを観察していたベッテルだが、ドイツ誌『Auto Motor und Sport(アウトモートア・ウント・シュポルト)』に対し、金曜日の天候について複雑な心境であることを明かした。

「天気予報についてイギリス人は雨、ドイツ人はドライだって言うんだ!」と語っていたベッテルだが、残念ながら実際に3日目のヘレスには雨が落ちている。

一方、ルノーはテスト2日目がドライコンディションになるとわかった後、本来ドライブする予定だったヴィタリー・ペトロフではなくロバート・クビサを起用。しかし雨になるテスト3日目はペトロフにステアリングを任せることを決めた。

また興味深いことに、テスト2日目にトップタイムをマークした小林可夢偉(ザウバー)は、この日のセッションが終了してから3分後にベストタイムを刻んだことが判明した。このタイムは2番手のセバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)より0.1秒ほど速かったが、チームは"燃料搭載量が軽いマシン"でタイムアタックをさせたと認めてもいる。

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