ザウバーの元チームメイト、ニック・ハイドフェルドが2010年のシートを獲得できなかったことに、フェリペ・マッサは驚きを示している。

2010年を戦う13チームでのレースドライブ契約に失敗したハイドフェルドは、メルセデスでリザーブドライバーを務める道を選んだ。最強チームの1つ、フェラーリで戦うマッサは、ハイドフェルドが見過ごされたことにショックを受けたという。

「どうして誰もニック・ハイドフェルドにいいシートを提供しなかったんだろう?」とマッサはスイス紙『Blick(ブリック)』に語った。「(2010年の)フィールドを見渡せば、ニックにふさわしいのは正ドライバーのはずだ。スペアなんかじゃなくね」

過去4シーズンにわたり、BMWザウバーで走ったハイドフェルドは、ミハエル・シューマッハのF1へ復帰が決定するまではメルセデスの正ドライバー有力候補といわれていた。彼は先週、他のチームと契約する"可能性もあった"と述べており、おそらくはロータスを指すものと思われるが、メルセデスの決断を待つことにしたのだという。ハイドフェルド自身がザウバー残留をプランBに過ぎないと考えていたため、その可能性はチームオーナーのペーター・ザウバーによって除外されたともうわさされている。しかし、『Auto Motor und Sport(アウトモートア・ウント・シュポルト)』とのインタビューで、ハイドフェルドはこれを否定。

「ザウバーが代替案だなんて言ったことは一度もない。僕が手を挙げさえすれば契約できる相手に、そんなことをするはずがないだろう」と彼は言う。「僕はただ、トップチームにいたかっただけだ。それがうまくいかなかった理由には、はっきりしているものも、そうじゃないものもある。マクラーレンは本当にいいチャンスだったし、メルセデスもそうだ。でも、僕の手が届かないところで事態が展開していった。マクラーレンと交渉していた時は、(その後マクラーレンに移籍した)バトンがブラウンに残るものと信じ込んでいたんだ」

今年のプレシーズンテストへの参加は予定されていないものの、ハイドフェルドはシューマッハ、もしくはロズベルグの交代要員として、すべてのグランプリに同行することになる。

ハイドフェルドは今年もF1でドライブすべきドライバーだと評価するマッサ
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