元ワールドチャンピオンのマリオ・アンドレッティは、昨年のF1復帰を見送ったミハエル・シューマッハの判断は"非常に賢かった"と述べ、公式的な説明よりも深い理由があったのだろうと推測している。

昨年7月、ハンガリーでのマッサの事故後、シューマッハは一度はフェラーリのマシンをドライブすることに同意。だが、バレンシアGP直前になって、数カ月前にオートバイのテスト中のクラッシュで負ったケガがまだ完治していないとして、出走を取りやめた。

1978年のチャンピオン、アンドレッティは、シューマッハがフェラーリでのカムバックを中止したのには、ほかにも理由があるという。

「私も少し残念に思ったよ。彼が昨年復帰しなかったことにね」とアンドレッティ。「でも、彼がそう(復帰)しなかったのは、さまざまな観点から賢い判断だった。バレンシアは彼の知らないコースだったし、フェラーリのマシンも決していいクルマじゃなかった。タイヤのことも分からない。そういうことを考え合わせると、とてもクレバーな判断だよ」

しかし、アンドレッティのコメントは、ドイツ紙『Express(エクスプレス)』にはあまり好意的に受け止められなかったようで、「ミスター・アンドレッティ:はるばる遠いアメリカから、余計なご忠告ありがとう」と返されてしまった。

復帰を断念した直後にフェラーリのピットウオールに姿を見せたシューマッハ
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