会期:2010年2月21日~2月23日
会場:アナハイムコンベンションセンター

PMA 2010が行なわれるアナハイムコンベンションセンター

 全米最大の写真関連イベント「PMA 2010」が21日(現地時間)に開幕する。会場はカリフォルニア州のアナハイムコンベンションセンター。開幕前日の20日に行なわれた報道関係者向けのプレイベント「Sneak Peek 2010」では、シグマが「SD15」の試作機を展示。また、未発表のAPS-Cコンパクトデジタルカメラ「DP1x」と「DP2s」を出品していた。

 シグマはこれまでにもフォトキナ2008、PMA09、フォトイメージングエキスポ2009といったイベントで、SD15の開発品を参考出品していた。今回の展示品も従来と同じ外観ながら、CFスロットではなくSDHCメモリーカードスロットを採用するなど、現行機種「SD14」との差異が明らかになっている。FOVEON X3ダイレクトセンサーをはじめ、画像処理エンジン「TRUE II」、3型液晶モニターの採用などは、従来の開発発表から変わっていない。

 展示品は電源が入り、メニューも動作していた。AFは5点測距。

SD15 メニュー画面はDP2に近い。写真はクイックセットボタンを押したところ
SDHCメモリーカードスロットを採用する。現行機種SD14はCF Type IIスロットを備えている

 DP1xは、現行DP1sに続く28mm相当F4レンズを搭載したAPS-Cコンパクトデジタルカメラ。DP2sは、現行のDP2の後継機種と見られる。これまで、DP1sとDP2と異なっていた背面のボタンレイアウトやメニュー構成を共通化すると同時に、DP1xには同等の画像処理エンジンTRUE IIを搭載。AFが高速化している。AFアルゴリズムの最適化も行なっているので、DP2sのAFも速くなっているという。

 3機種とも約1,406万画素のフォビオンX3センサーを搭載。発売日および価格は未定。

DP1x。前から見るとDP1、DP1sとほとんど変わらない 右肩の機種名ロゴが「DP1x」になっている
DP2s DP2sの背面
左からDP1x、DP2s。今回を機に、背面のデザインが統一された

 交換レンズにも未発表の製品が見られた。フルサイズ対応レンズは3製品を展示。「85mm F1.4 EX DG HSM」は、フィルター径77mmの大口径中望遠レンズ。「APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM」と「APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM」には、待望の手ブレ補正機構が備わっている。

 85mm F1.4 EX DG HSMとAPO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSMは発売日、価格とも未定。APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSMは3月5日にキヤノン用を発売するという。価格は19万8,975円。

8-16mm F4.5-5.6 DC HSM APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM
APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM

 APS-Cセンサー向けの交換レンズは2本。「8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」は、APS-C専用レンズで最も広角をカバーするズームレンズ。「17-50mm F2.8 EX DC OS HSM」は、既存の大口径ズームレンズに手ブレ補正機構をつけた製品になる。どちらも発売日および価格は未定。

 カメラ、レンズともPMA 2010開場でも展示するとのことで、詳細はPMA 2010の開場後にお伝えしたい。

8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
17-50mm F2.8 EX DC OS HSM OS用のON/OFF切替スイッチが見える

 シグマ以外の日系大手メーカーでは、ソニーが国内未発表のコンパクトデジタルカメラ「Cyber-shot DSC-H55」を出品していた。発表済みのサイバーショットDSC-HX5V(国内では3月5日に発売)に類似したボディだが、GPSがない。また動画記録機能がフルHDではなく、720pでの記録にとどまっている。

 撮像素子は有効1,410万画素の1/2.3型。レンズは25~250mm相当、開放F3.5~5.5。液晶モニターは固定式の3型23万ドット。米国ではすでに発表済みで、価格は250ドル。

ソニーのCyber-shot DSC-H55

 PMA 2010は現地時間の21日から開幕する。例年通り、本誌では連日各社ブースのレポートをお届けする予定だ。

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