今週のバレンシアテストを見たあとでも、ニコ・ロズベルグはメルセデスのパフォーマンスに少しも疑いを持っていないようだ。

4日(木)、チーム代表のロス・ブラウンは、テスト3日間を通して新車がややペース不足だったことを認めたが、次のヘレステストまでにマイナートラブルを解消し、巻き返しを図ると述べた。バレンシアで総合9番手だったロズベルグだが、心配はないと言い、今年の力関係が明らかになるのはこれからだと語った。

「ヘレステストで様子がもう少し明らかになり、より詳細な勢力図が見えてくるだろう。その中で僕らは必ずトップレベルにいるはずだ」と彼はドイツ紙『Bild(ビルド)』に述べた。同紙は、メルセデスが本来のペースを隠すためにテストでは重い燃料で走っていたのではないかという分析も掲載している。

コンペティションディレクターのノルベルト・ハウグは、ドイツ誌『Auto Motor und Sport(アウトモートア・ウント・シュポルト)』にこう話した。「最初のテストでは、参加したチームの中でフェラーリがもっとも優れた仕事をしてみせた。だが、次のテスト、そしてその後の初戦では、まったく違う展開になるかもしれないよ」

そのフェラーリ自身、好タイムの価値をそれほど重視しておらず、ステファノ・ドメニカリ代表は、F10の速さではなく、信頼性に安心したと述べている。

「F1にミラクルはない。速くなりたければ、何カ月もハードワークを続けて、ようやくライバルに追いつけるんだ。その彼らも自分と同じぐらい能力を持ち、同様の意欲を持ってる」と彼はフェラーリの公式サイトで語った。「何事も当然などと考えてはいけないし、わずかな兆候に惑わされてはいけない。そうしたものは完全に間違っていることもあるからだ。チームの中にはかくれんぼをしたい者もいれば、これからマシンを発表する者もいる」

「本当に満足したと言えるものがあるとしたら、マシンが見せた信頼性だ。1,400km以上走行できたというのは良いスタートだし、テストでの厳しい作業が確実に実を結ぶようにしなければならない」

次回のヘレスでは、本拠地でのマシン開発に専念したレッドブル、フォース・インディアとヴァージン・レーシングが合同テストデビューを飾る。

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メルセデスはトップレベルとロズベルグ

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2010年2月5日

バレンシアでは総合9番手だったが、メルセデスの新車に満足していると語ったロズベルグ
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