3Dプリントシステムの3Dプリンター

 富士フイルムは2日、3Dプリント「FUJIFILM 3Dプリントシステム」の開発を発表した。導入は今春の予定。

 プリンター本体と処理用PCからなる3Dプリントシステム。3Dプリントの入手に関して、これまでは同社のECサイト「Fujifilm Mall」もしくは一部店舗の窓口で注文を受け付けていたが、3Dプリントシステムを導入することで、店舗や施設で3Dプリントが作成可能になる。

 ラボなどのプリント製造拠点だけでなく、観光地、テーマパーク、イベント会場、レジャー施設などへの設置を見込む。プリントの受付窓口を増やすことで、3Dプリントの普及を目指す考え。

 プリント方式は熱昇華型で、プリント媒体には専用レンチキュラーシートを使用するダイレクトプリント方式を採用する。同社の画像処理技術「Image Intelligence」と「3D画像処理」により、自然な立体化を持つ3Dプリントになるという。

 プリントサイズは6×9インチ(15.2×22.9cm)、6×4インチ(15.2×10.2cm)、4×6インチ(10.2×15.2cm)、5×7インチ(12.7×17.8cm)の4タイプにそれぞれ対応する。プリント速度は1枚につき約90秒(5×7インチの場合)。外形寸法は450×430×900mm(排紙トレイ、キャスター含まず)。

 富士フイルム3Dプリントは、3Dカメラ「FinePix REAL 3D W1」で撮影した立体写真から3Dプリントを作成するサービス。KGサイズと2Lサイズでのプリントを用意しており、いずれも価格は1枚520円。納期は注文からおよそ5営業日。

FinePix REAL 3D W1 2009年7月の発表会で掲示していた3Dプリントに関する資料
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