レース中の給油が禁止されたことで、2010年はありきたりな展開が増え、予選でトップ3以内に入れなかったドライバーは勝利が難しくなるというのがフェルナンド・アロンソの考えだ。

給油禁止の措置は、燃料戦略を排除することによって、ピットストップでの順位交代をなくし、コース上でのオーバーテイクを増やそうと考えられたものだ。だがアロンソはこの新レギュレーションで、オーバーテイクは楽にならないと言い、予選で3番グリッドまでに入れなければ、優勝争いが困難になると考えている。

「レースで勝つには、まず、2番手か3番手の位置からスタートすることだ。それ以外ではまず不可能になる」とアロンソ。「以前のルールなら、5番手、6番手スタートでも、戦略で勝負できることが分かっていた。でも今年は戦略が同じで、その位置からスタートしたら、チャンスはほとんどない」

「以前から、F1でオーバーテイクするにはよっぽどのチャンスがなければ不可能だった。その難しさは分かっているだろう。チャンスをものにしなければオーバーテイクできないのは今年も変わらないのだから、給油もなく、戦略について何も分からないとなると、今までよりも予選が重要になる」

それでもアロンソは、新レギュレーションの下、フェラーリがコンペティティブなマシンを作り上げたと信じており、来るバレンシア、ヘレス、バルセロナの各テストで自分好みのスタイルにカスタマイズするのを楽しみにしているという。

「僕は今、とても落ち着いた気分だし、エンジニアや技術者たちの仕事に満足している」とアロンソは述べた。「2月になれば、初めてのフェラーリを体験できる。今よりもっと好きになる部分もあれば、100%満足できない部分もあるだろう。フェリペと僕がテストすることによって、マシンの開発はどちらかに転ぶ。でも、初戦までには必ず満足できるものになるはずだよ。ここは、短期間でとてもいいクルマを作り上げることができるチームだからね」

2010年、アロンソはオーバーテイクが増加するとは考えていない
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