AT&Tウィリアムズは29日(金)、公式テストドライバーとしてバルテリ・ボッタスと契約したことを発表した。ボッタスは、昨年までテストドライバーを務めていたニコ・ヒュルケンベルグの後任として、チームに加入することになる。

フィンランド・ナストラ出身のボッタスは、1989年8月28日生まれの20歳。6歳からカートを始め、7年間戦ったフィンランドで数々の成功を収めた。2006年には4輪に転向し、WSKインターナショナル・シリーズ・フォーミュラA、フィンランド・フォーミュラA、フィンランドICAで勝利。2007年になるとフォーミュラ・ルノーに昇格し、2008年はフォーミュラ・ルノー・ユーロカップとNECチャンピオンシップのタイトルを手にした。この年は28戦に出走し、17勝と22回の表彰台を記録している。2009年にはARTからF3に参戦。F3ユーロシリーズではルーキー最高位のランキング3位につけ、全10戦で6回の2位表彰台と2回のポールポジションを記録。同年、F3マスターズを制してもいる。

ボッタスについてAT&Tウィリアムズのフランク・ウィリアムズ代表は「バルテリの戦績はとても印象的で、ジュニアフォーミュラ時代に数々の成功を収めている。われわれの公式テストドライバーを務めることで、彼が新たなステップを踏んで改善できることを期待している。今シーズン、彼がF3ユーロシリーズでベストを尽くすことを願う」

ボッタス自身は「2010年は最高のスタートになった。AT&Tウィリアムズというモータースポーツ界における著名なチームから選ばれたことは、とても光栄だよ。僕のキャリアにとって重要な段階となるけど、これからがトップに行くための本当の作業の始まりだ。チームからはたくさん学べると思うし、今後素晴らしい結果を残せると信じている。ドライバーとして改善していくためにもポジティブなエネルギーをもらえるチャンスになるだろうし、いつかF1ワールドチャンピオンになるという明確な目標がある。このチャンスをくれたフランク・ウィリアムズ卿、僕を支えてくれたマネジメントやスポンサーに感謝している」

2010年もF3ユーロシリーズを戦うボッタス
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