ミハエル・シューマッハは冗談交じりに、2010年シーズン序盤、レースで間違ったピットに入らないよう、細心の注意を払うと語った。

過去14年間、彼のホームはフェラーリのピットエリアだった。だが、今年からはメルセデスGPの銀色のメカニックを目指してピットインしなければならない。

ドイツ紙『Bild(ビルド)』のインタビューで彼は「その通りだね」と語った。「もしフェラーリのピットに行ってしまったら、晴れててもレインタイヤを着けられてしまうよ」と41歳のシューマッハは笑った。

イタリアメディアの中にもいる熱狂的フェラーリファン"ティフォシ"から、シューマッハはすでに"裏切り者"の烙印(らくいん)を押されており、彼が出演したメルセデス・ベンツの新コマーシャルはさらに反感を買ってしまったようだ。

25日(月)に行われたチーム発表会の席で披露された広告は、赤いスポーツカーからシルバーのオーバーオールを着たシューマッハが、ウインクしながら降りてくるというものだった。

「まじめな話をすると、フェラーリとの関係は常に良好だよ」と彼は釈明する。「レース中に開催される恒例のサッカーゲームにも、すでに招待されているんだ」

また、シュツットガルトでシューマッハは、フェラーリのチーム代表、ステファノ・ドメニカリからチームの盛大なメディアイベント『Wrooom』に招待されていたことを明らかにした。

「一緒に過ごしたたくさんのいい思い出を、忘れたり否定したりすることはできないよ」と彼は説明する。「彼らとはまだ定期的に連絡を取っているし、ステファノもちょくちょく電話をくれる」

だが、メルセデスとはこれから長いつきあいになるだろうとの考えをシューマッハは明らかにした。

契約は3年間となっているが、『Bild(ビルド)』紙に対し、「3年で終わりにする必要はない」と述べている。

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