歌手で俳優のGACKT(年齢非公表)が仮面ライダーになる。8月8日公開の映画「劇場版仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」(監督金田治)に出演。1973~74年に放送された「仮面ライダーV3」の人気キャラクター「ライダーマン」に“変身”する。「親子、友達、世代を超えた仲間で楽しんでもらえるとうれしい」と話している。

 ソロデビュー10周年を迎え、「Gackt」から改名したGACKT。テレビ朝日で1月から放送中の「仮面ライダーディケイド」(日曜8・00)では、主題歌「Journey through the Decade」を担当。今度はスクリーンでも俳優として存在感を見せつける。

 仮面ライダーも平成シリーズがちょうど10周年。これを記念した劇場版には、昭和と平成の歴代ライダー26体がそろう。中でも“通称4号”のライダーマンは異色キャラクターで知られている。

 “変身”はヘルメットをかぶるだけで、ほかのライダーと異なり、強化服を着た生身の人間という設定。そのヘルメットも口の部分だけは露出されたまま。それだけに、甘いルックスが要求され、昭和版は故山口豪久さんが演じた。

 変身前の役名も元祖と同じ「結城丈二」。悪の集団のせいで右腕を失い、カセットアームと呼ばれる義手で悪に立ち向かう。主人公、仮面ライダーディケイドの危機に登場し、ライダーとしての悟りを伝える象徴的なシーンに花を添える。

 東映の白倉伸一郎プロデューサーは「ほかのライダーと違い、ライダーマンは唯一自らの意思で戦う存在。ライダーとしての思いを最も伝えられると思った。GACKTさんは楽曲などを通して、光り輝くだけでなく影の部分を大切にしているところが結城丈二と重なった」と説明。GACKTは「非常に人間味あふれるライダー。戦うことに対して他のライダーとは若干違うモチベーションを持っているっていうのもあって、すごく面白いキャラクターだなと思った」と快諾。撮影は5月中旬に終えており「こういう形で作品の背中を押せたことをうれしく思う」と話している。

 
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