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今日はドライタイヤは使われず

富士スピードウェイで開催された日本GP予選では、ルイス・ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)がブリヂストン・ポテンザのウェットタイヤを装着して1分25秒368を記録、ポールポジションを勝ち取った。

ハミルトンと2位のチームメイトのフェルナンド・アロンソのタイム差は、わずか0.07秒。マクラーレン・メルセデスがフロントローを独占することになった。フェラーリのキミ・ライコネンとフィリペ・マッサがそれぞれ3位と4位のタイムを記録し、明日の決勝レースをグリッド2列目からスタートする。

今日は難しいコンディションの1日となった。濃い霧のために、予選も危うく中止となるところだった。視界が悪いと医療チームのヘリコプターが飛べないからだ。1日中降り続いた雨のために、コースはウエットコンディションとなり、走行にはブリヂストンのウェットとエクストリームウェットが使われ、ドライ用グルーブタイヤは使われなかった。

午前中のフリー走行は、霧でヘリコプターが飛べないという理由で30分遅れでスタートした。その後、フリー走行はスタートしたものの、走行開始4分半後には再びヘリコプターが地上に戻り、このセッションは中断となった。短い走行時間の間に計測ラップを走ることができたドライバーはわずか3人だった。このセッションの最速ラップタイムの1分32秒746を記録したアレックス・ブルツ(ウィリアムズ・トヨタ)は、ブリヂストン・ポテンザのエクストリームウェットを装着していた。

浜島裕英(ブリヂストンモータースポーツ MS・MCタイヤ開発本部長)
「残念ながら、今日は富士山特有の天気になり、午前中のフリー走行ではほとんど走行を行うことができませんでした。しかし、午後にはコンディションも回復し、予選を行うことができ、集まってくれたファンのためにも良かったです。予選第1セッションでは、チームはセットアップを決定するのには十分な距離を走ることができました。このセッションでは、最初はエクストリームウェットが使われていましたが、サーキットがダンプ状態になると、ウェットが使われました。第2セッションと最終セッションでは、ウェットを使うのが正解でした。マクラーレンとフェラーリの両チームは、セットアップに成功したことがパフォーマンスにも表れていました。明日は全く違った天気になる可能性もありまのすので、グリッド後方のドライバーが良いパフォーマンスを見せるという可能性もあるでしょう。特にこの天候ですから、正しいセットアップを決めるのも難しくなると思います」

参考データ:
合計走行周回数: 515周
1台あたりの平均周回数: 23周
最多走行周回数: 36周(ニコ・ロズベルグ)
最速ラップタイム: 1分24秒753(予選第2セッション、ハミルトン)
コンパウンド: ウェット及びエキストリームウェットが使用された

2006年日本GP(鈴鹿)、1977年(富士スピードウェイ)
フィリペ・マッサ(フェラーリ)に16.1秒の差をつけて、フェルナンド・アロンソ(ルノー)が2006年日本GPに優勝。富士スピードウェイで開催された1977年日本GPでは、カルロス・ルートマン(フェラーリ)に1分以上の差をつけて、ジェームス・ハント(マクラーレン)が優勝した。

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